ニッポン2021-2050 データから構想を生み出す教養と思考法

若い方はもちろん、高度成長>バブルの思考の中にいる40~60代の方に読んでいただきたい本です。

僕は恥ずかしながら落合陽一氏の著作猪瀬直樹氏の著作も読んだことがなかったのですが
両氏の、日本の近代史を学ぶべしという考え方は共感でき
現代日本の抱える課題(一部であるとは思いますが)をデータを提示して明確に示したうえで
その解決について悲観的にならずひとつひとつ具体的にに議論が進められていて、一気に読み進めることができました。

落合氏と猪瀬氏の組み合わせが絶妙で
今まさに現場を全速力で走っている技術者である落合氏と
ジャーナリストから政治家まで、ひととおり現場を走り抜けてきた作家の猪瀬氏の
二つの視点の違いと重なり合い方が、この議論を立体的に作り上げていると感じました。

僕は機械系技術者なので、ITにはどちらかというと疎いのですが
モバイル通信をはじめとするIT技術の発達にはもう少しアンテナを高く持っていなければいけないと感じましたし
そこをうまく活用しなくては、既存の製造業の未来は無いなと少し危機感を感じています。

これまでどおりが通用しなくなっている現在
現状を自分なりに理解し、課題を見つけ行動する
著者の二人の姿勢に、背筋が伸びる思いです。

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 落合陽一、猪瀬直樹
 1,512円 <amazon>